テストに失敗した
•
ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
•
ファックスの送受信がうまくできない
•
手動によるファックスの送信がうまくできない
•
ファックスを受信できないが、送信はできる
•
ファックスを送信できないが、受信はできる
•
ファクス
トーンが留守番電話に録音される
•
プリンタ付属の電話コードの長さが十分でない
•
カラー印刷できません
•
コンピュータでファクスを受信できない
(PC ファクス受信および
Mac にファクス)
ファクス
テストに失敗した
ファクス
テストを実行して失敗した場合、レポートを調べてエラーの
基本情報を確認します。詳細については、レポートでテストのどの部分
で失敗したか確認し、このセクションの該当トピックで対処方法をご確
認ください。
このセクションでは、次のトピックについて説明します。
•
「ファクス
ハードウェア テスト」に失敗した
•
「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
•
「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに失敗
した
•
「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
•
「ダイヤルトーン検出」テストに失敗した
•
「ファクス回線状態」テストに失敗した
第
9 章
160
問題の解決法
「ファクス
ハードウェア テスト」に失敗した
解決方法
:
•
プリンターのコントロール
パネルの (電源 ボタン) を押し
て、プリンターの電源をオフにし、プリンターの背面から電源
コードを抜きます。数秒経過してから、電源コードを再び接続
し、
(電源 ボタン) をオンにします。もう一度テストを実行
します。またテストに失敗した場合、引き続きこのセクション
のトラブルシューティング情報を調べてください。
•
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。ファク
スの送信または受信に成功したら、問題ない可能性がありま
す。
•
[ファクス セットアップ ウィザード] (Windows) または [HP
セットアップ
アシスタント] (Mac OS X) からテストを実行し
ている場合、プリンタがファクスの受信やコピー作成など別の
タスクを完了しようとしてビジーになっていないことを確認
します。コントロール
パネル ディスプレイのメッセージで、
プリンタがビジー状態であるか確認してください。ビジー状
態の場合、タスクが終了してアイドル状態になってからテスト
を実行します。
•
必ずプリンタに付属している電話コードを使用してください。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンタを接続
しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがありま
す。プリンタに付属している電話コードを差し込んだら、ファ
クス
テストをもう一度実行します。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンタを壁側のモジュラージャックに直接接続
してください。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンタでファクスを利用する準備が
できています。
[ファクス ハードウェア テスト] の失敗が続き、フ
ァクスを使用できない場合は、
HP サポートにお問い合わせくださ
い。
www.hp.com/go/customercare にアクセスしてください。こ
の
Web サイトには、プリンターに関する多くの一般的な問題の解
決に役立つ情報とユーティリティが用意されています。情報の入
力を要求された場合は、国または地域を選択して、
[お問い合わせ]
ファクスの問題の解決
161
をクリックして情報を参照しテクニカルサポートにお問合せくだ
さい。
「ファクスが壁側電話ジャックに接続完了」テストに失敗した
解決方法
:
•
電話の壁側のモジュラージャックとプリンタの接続を確認し
て、電話コードがしっかり接続されていることを確認してくだ
さい。
•
必ずプリンタに付属している電話コードを使用してください。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンタを接続
しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがありま
す。プリンタに付属している電話コードを差し込んだら、ファ
クス
テストをもう一度実行します。
•
プリンタが壁側のモジュラージャックに正しく接続されてい
ることを確認します。プリンタに付属の電話コードの一方の
端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリンタの
背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。ファク
スを使用できるようにプリンタをセットアップする方法につ
いては、追加のファクス
セットアップを参照してください。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンタを壁側のモジュラージャックに直接接続
してください。
•
正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。ダイヤル
トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、
回線の検査を依頼してください。
•
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。ファク
スの送信または受信に成功したら、問題ない可能性がありま
す。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンタでファクスを利用する準備が
できています。
第
9 章
162
問題の解決法
「電話コードがファクスの正しいポートに接続完了」テストに失
敗した
解決方法
: 電話コードを正しいポートに接続します。
1
.
プリンタに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュ
ラージャックに、もう一方の端をプリンタの背面に
1-
LINE と書かれているポートに接続します。
注記
2-EXT を使用して壁側のモジュラージャックに
接続する場合、ファクスの送受信ができません。
2-
EXT ポートは、留守番電話などの他の機器に接続する
場合にのみ使用します。
図
9-1 プリンタの背面図
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンタ付属の電話コードを使
用します
2
.
1-LINE と書かれたラベルのポートに電話コードを接続
したら、もう一度ファクス
テストを実行します。テスト
が成功したら、プリンタでファクスを利用する準備がで
きています。
3
.
テスト
ファクスを送信または受信してみてください。
ファクスの問題の解決
163
•
必ずプリンタに付属している電話コードを使用してください。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンタを接続
しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがありま
す。プリンタに付属している電話コードを差し込んだら、ファ
クス
テストをもう一度実行します。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンタを壁側のモジュラージャックに直接接続
してください。
「ファクスで正しい電話コード使用中」テストに失敗した
解決方法
:
•
プリンタ付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージャ
ックに接続していることを確認してください。図に示すよう
に、電話コードの一方の端をプリンタの後部にある
1-LINE と
書かれたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジュラージ
ャックに接続します。
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンタ付属の電話コードを使用しま
す
プリンタ付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラーを
使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリを扱っ
第
9 章
164
問題の解決法
ている電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用してい
る通常の電話コードがもう
1 本必要になります。
•
電話の壁側のモジュラージャックとプリンタの接続を確認し
て、電話コードがしっかり接続されていることを確認してくだ
さい。
•
必ずプリンタに付属している電話コードを使用してください。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンタを接続
しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがありま
す。プリンタに付属している電話コードを差し込んだら、ファ
クス
テストをもう一度実行します。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンタを壁側のモジュラージャックに直接接続
してください。
「ダイヤルトーン検出」テストに失敗した
解決方法
:
•
プリンタと同じ電話回線を使用している他の機器がテスト失
敗の原因となっている可能性があります。他の機器が原因に
なっているかどうかを確認するために、電話回線からすべての
機器を外し、もう一度テストを実行します。他の機器がないと
きに
[ダイヤルトーン検出テスト] に合格した場合、1 つ以上の
機器が問題の原因である可能性があります。どの機器が問題
の原因であるかわかるまで、機器を一度に
1 つずつ戻し、その
つどテストを再実行します。
•
正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。ダイヤル
トーンが聞こえない場合、電話会社に連絡して、
回線の検査を依頼してください。
•
プリンタが壁側のモジュラージャックに正しく接続されてい
ることを確認します。プリンタに付属の電話コードの一方の
端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリンタの
背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
ファクスの問題の解決
165
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンタを壁側のモジュラージャックに直接接続
してください。
•
PBX システムなど、ご使用の電話システムが通常のダイヤル
トーンを使用していない場合、テストに失敗する原因になる可
能性があります。これは、ファクス送受信の問題の原因にはな
りません。テスト
ファクスを送信または受信してみてくださ
い。
•
お住まいの国
/地域に対して、国/地域の設定が適切に設定され
ていることを確認してください。国
/地域が設定されてない
か、間違って設定されていると、テストに失敗し、ファクスの
送受信に問題が発生することがあります。
•
プリンタをアナログ回線に接続していることを確認します。
その以外の場合、ファクスの送受信はできません。電話回線が
デジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常のアナロ
グ電話を接続してダイヤルトーンを聞きます。通常のダイヤ
ル音が聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された電話回
線の場合があります。プリンタをアナログ回線に接続し、ファ
クスの送受信を試します。
•
必ずプリンタに付属している電話コードを使用してください。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンタを接続
しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがありま
す。プリンタに付属している電話コードを差し込んだら、ファ
クス
テストをもう一度実行します。
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンタでファクスを利用する準備が
できています。
[ダイヤル トーン検出] テストの失敗が続く場合
は、電話会社に連絡して回線の検査を依頼してください。
第
9 章
166
問題の解決法
「ファクス回線状態」テストに失敗した
解決方法
:
•
プリンタをアナログ回線に接続していることを確認します。
その以外の場合、ファクスの送受信はできません。電話回線が
デジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常のアナロ
グ電話を接続してダイヤルトーンを聞きます。通常のダイヤ
ル音が聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された電話回
線の場合があります。プリンタをアナログ回線に接続し、ファ
クスの送受信を試します。
•
電話の壁側のモジュラージャックとプリンタの接続を確認し
て、電話コードがしっかり接続されていることを確認してくだ
さい。
•
プリンタが壁側のモジュラージャックに正しく接続されてい
ることを確認します。プリンタに付属の電話コードの一方の
端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端をプリンタの
背面に
1-LINE と書かれているポートに接続します。
•
プリンタと同じ電話回線を使用している他の機器がテスト失
敗の原因となっている可能性があります。他の機器が原因に
なっているかどうかを確認するために、電話回線からすべての
機器を外し、もう一度テストを実行します。
◦
他の機器を外したときに
[ファクス回線状態テスト] に成
功する場合、他の
1 つ以上の機器が問題の原因になって
いる可能性があります。問題の原因になっている機器を
特定できるまで、機器を一度に
1 つずつ戻し、そのたび
にテストを実行します。
◦
他の機器が無くても、
[ファクス回線状態テスト] に失敗す
る場合は、正常に機能している電話回線にプリンタを接続
して、引き続きこのセクションのトラブルシューティング
情報を調べてください。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンタを壁側のモジュラージャックに直接接続
してください。
•
必ずプリンタに付属している電話コードを使用してください。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンタを接続
しないと、ファクスの送受信が正常に行われないことがありま
す。プリンタに付属している電話コードを差し込んだら、ファ
クス
テストをもう一度実行します。
ファクスの問題の解決
167
問題が見つかったら解決してからもう一度ファクス
テストを実行
して、テストが成功したら、プリンタでファクスを利用する準備が
できています。
[ファクス回線状態] テストに引き続き失敗し、ファ
クスができない場合、電話会社に連絡して電話回線の検査を依頼し
てください。
ディスプレイに常に「受話器が外れています」と表示される
解決方法
: 誤った種類の電話コードを使用しています。プリンタ
と電話回線を接続するためにプリンタ付属の電話コードを使用し
ていることを確認してください。プリンタ付属の電話コードの長
さが足りない場合、カプラーを使用して延長できます。カプラー
は、電話のアクセサリを扱っている電器店で購入できます。自宅や
オフィスで使用している通常の電話コードがもう
1 本必要になり
ます。
解決方法
: プリンタと同じ電話回線の他の機器が使用中である可
能性があります。内線電話
(同じ電話回線上にあるがプリンタに
は接続されていない電話
) や他の機器などが使用されていないこ
と、また受話器が外れていないことを確認してください。内線電話
の受話器が外れている場合や、コンピュータのモデムを経由して電
子メールの送信やインターネットへのアクセスを実行している場
合、ファクス機能は使用できません。
ファックスの送受信がうまくできない
解決方法
: プリンタの電源がオンであることを確認します。プリ
ンタのディスプレイを見てください。ディスプレイに何も表示さ
れず、
(電源ボタン) ランプが点灯していない場合は、プリンタ
ーの電源が入っていません。電源ケーブルがプリンタに接続され、
電源コンセントにきちんと差し込まれていることを確認します。
プリンターをオンにするには、
(電源ボタン) を押します。
プリンタの電源をオンにしたら、
5 分ほど待ってから、ファクスの
送受信を行うようお勧めします。電源をオンにしても、初期化中は
ファクスを送受信できません。
第
9 章
168
問題の解決法
解決方法
: [PC ファクス受信]または[Mac にファクス]が有効にな
っていると、ファクス
メモリがいっぱいである場合 (プリンタメモ
リによって制限
) ファクスの送受信ができない場合があります。
解決方法
:
•
プリンタ付属の電話コードを使用して、壁側のモジュラージャ
ックに接続していることを確認してください。図に示すよう
に、電話コードの一方の端をプリンタの後部にある
1-LINE と
書かれたポートに接続し、もう一方の端を壁側のモジュラージ
ャックに接続します。
1
2
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンタ付属の電話コードを使用しま
す
プリンタ付属の電話コードの長さが足りない場合、カプラーを
使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリを扱っ
ている電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用してい
る通常の電話コードがもう
1 本必要になります。
•
正常に機能する電話機と電話コードを、製品に使用している壁
側のモジュラージャックに接続し、発信音の有無を確認しま
す。発信音が聞こえない場合、電話会社にお問い合わせくださ
い。
ファクスの問題の解決
169
•
プリンタと同じ電話回線の他の機器が使用中である可能性が
あります。内線電話の受話器が外れている場合や、コンピュー
タのモデムを経由して電子メールの送信やインターネットへ
のアクセスを実行している場合、ファクス機能は使用できませ
ん。
•
別の処理が原因でエラーが発生していないかどうかを確認し
ます。ディスプレイまたはコンピュータで、問題とその解決法
のエラー
メッセージを確認してください。エラーが解決する
まで、ファクスの送受信をすることができません。
•
電話回線の接続ノイズが発生している可能性があります。電
話回線の音質が悪い
(ノイズがある) と、ファクスの使用時に
問題が発生することがあります。電話を壁側のモジュラー
ジ
ャックに接続し、静電ノイズなどのノイズに注意して、電話線
の音質をチェックしてください。ノイズが聞こえたら、
[エラ
ー補正モード
] (ECM) をオフにして、もう一度ファクスしてみ
てください。
ECM の変更方法の詳細については、エラー補正
モードでのファクス送信を参照してください。問題が解決し
ない場合、電話会社に連絡してください。
•
デジタル加入者線
(DSL) サービスの使用時は、DSL フィルタ
が接続されていることを確認してください。そうしないと、フ
ァクスを使用することができません。詳細については、ケー
ス
B:DSL 環境でのプリンタのセットアップを参照してくだ
さい。
•
プリンタが、デジタル電話用にセットアップされた壁側のモジ
ュラージャックに接続されていないことを確認します。電話
回線がデジタルであるかどうかを確認するには、回線に通常の
アナログ電話を接続してダイヤルトーンを聞きます。通常の
ダイヤル音が聞こえない場合は、デジタル電話用に設定された
電話回線の場合があります。
•
PBX (構内交換機) または ISDN コンバータ/ターミナル アダ
プタを使用している場合は、プリンタが正しいポートに接続さ
れ、ターミナル
アダプタがお住まいの国または地域に適した
種類のスイッチに設定されていることを確認してください。
詳細については、ケース
C:PBX 電話システムまたは ISDN
回線の環境でのプリンタのセットアップを参照してください。
第
9 章
170
問題の解決法
•
プリンタが
DSL サービスと同じ電話回線を共有している場
合、
DSL モデムが正しく接地されていない可能性があります。
DSL モデムが正しく接地されていない場合、電話回線にノイ
ズが発生することがあります。電話回線の音質が悪い
(ノイ
ズがある
) と、ファクスの使用時に問題が発生することがあり
ます。電話機を壁側のモジュラージャックに接続して、静的ノ
イズなどのノイズの有無を聞き取ると、電話回線の音質を確認
できます。ノイズが聞こえる場合は、
DSL モデムをオフにし
て、少なくとも
15 分間電力を完全に除去します。DSL モデム
をもう一度オンにして、発信音を聞いてください。
注記 今後、電話回線で再び雑音が聞こえる場合がありま
す。プリンタでファクスの送受信ができない場合は、この
手順を繰り返してください。
電話回線のノイズが消えない場合、電話会社に連絡してくださ
い。
DSL モデムをオフにする方法については、DSL プロバイ
ダにお問い合わせください。
•
電話スプリッターを使用していると、ファクスの問題の原因に
なる場合があります。
(スプリッターとは、壁側のモジュラー
ジャックに接続する
2 コード コネクタです)。スプリッター
を取り除き、プリンタを壁側のモジュラージャックに直接接続
してください。
手動によるファックスの送信がうまくできない
解決方法
:
注記 この解決策は、プリンタに
2 線式電話コードが付属してい
る次の国または地域にのみ適用されます。アルゼンチン、オー
ストラリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、ギ
リシャ、インド、インドネシア、アイルランド、日本、韓国、ラテン
アメリカ、マレーシア、メキシコ、フィリピン、ポーランド、
ポルトガル、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スペイ
ン、台湾、タイ、米国、ベネズエラ、ベトナム。
•
ファクスを実行するために使用する電話機が、直接プリンタに
接続されていることを確認してください。ファクスを手動で
ファクスの問題の解決
171
送信するには、図に示すように、プリンタの後部にある
2-EXT
と書かれたポートに電話機を直接接続してください。
3
2
1
1 壁側のモジュラージャック
2 "1-LINE" ポート接続用にプリンタ付属の電話コードを使用しま
す
3 電話
•
プリンタに直接接続された電話から手動でファクスを送信す
る場合、ファクス送信には電話機のキーパッドを使用する必要
があります。プリンタのコントロール
パネルのキーパッドは
使用できません。
注記 シリアル方式の電話を使用している場合、壁のプラグ
が接続された本体ケーブルの一番先に電話を直接接続しま
す。
ファックスを受信できないが、送信はできる
解決方法
:
•
着信識別サービスを使用していない場合は、プリンタの
[応答
呼出し音のパターン
] 機能が [すべての呼び出し] になってい
ることを確認します。詳細については、着信識別応答呼び出し
音のパターンの変更を参照してください。
•
[自動応答] が [オフ] に設定されている場合ファクスを手動で
受信する必要があります。そうしなければ、プリンタでファク
スを受信できません。ファクスを手動で受信する方法につい
ては、ファクスの手動受信を参照してください。
第
9 章
172
問題の解決法
•
ファクスと同じ電話番号でボイスメール
サービスを使用して
いる場合は、ファクスを自動ではなく手動で受信しなければな
りません。また、受信ファクスの着信に応答するためにその場
にいる必要があります。ボイス
メール サービスを使用してい
るときにプリンタをセットアップする方法については、ケー
ス
F:電話とファクスとボイスメール サービスを一緒に利用
するを参照してください。ファクスを手動で受信する方法に
ついては、ファクスの手動受信を参照してください。
•
プリンタと同じ電話回線上にコンピュータ
モデムがある場合
は、モデムに付属のソフトウェアが、ファクスを自動受信する
ような設定になっていないことを確認してください。ファク
スを自動受信するよう設定されたモデムは、すべての受信ファ
クスを受け取るため、自動的に電話回線を引き継ぐので、プリ
ンタがファクスを受信できなくなります。
•
プリンタ本体と同じ電話回線上に留守番電話がある場合は、以
下のいずれかの問題が発生している可能性があります。
◦
留守番電話がプリンタに対して適切にセットアップされ
ていない。
◦
発信メッセージが長すぎる、または発信メッセージの音量
が大きすぎるためにプリンタがファクス
トーンを検出で
きず、それが原因で送信元のファクス機が切断される。
◦
プリンタがファクス
トーンを検出できるだけの充分な時
間が、留守番電話の発信メッセージの後にない。この問題
は、デジタル留守番電話の場合に最もよく発生します。
以下のアクションを実行すると、これらの問題が解決される場
合があります。
◦
ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、ケ
ース
I:電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する の
説明のとおり、留守番電話をプリンタ本体に直接接続して
ください。
◦
プリンタが自動的にファクスを受信するように設定され
ていることを確認します。ファクスを自動的に受信する
ようにプリンタをセットアップする方法については、ファ
クスの受信を参照してください。
◦
[応答呼出し回数] 設定を留守番電話よりも多い回数に設
定していることを確認します。詳細については、応答まで
の呼び出し回数の設定を参照してください。
ファクスの問題の解決
173
◦
留守番電話の接続を解除し、ファクスを受信してみます。
この状態でファクスの受信に成功した場合は、留守番電話
が原因である可能性があります。
◦
留守番電話をもう一度接続し、発信メッセージを録音し直
します。約
10 秒の長さのメッセージを録音します。メ
ッセージを録音するときには、低い音量で、ゆっくりと話
してください。音声メッセージの後、沈黙した状態で
5
秒以上録音を続けます。この沈黙時間を録音するときに
は、バックグラウンド
ノイズが入らないよう注意します。
もう一度ファクスを受信してください。
注記 デジタル留守番電話には、外出メッセージの最後
に録音した無音部分を保持しないものもあります。外
出メッセージを再生して確認してください。
•
プリンタが、留守番電話やコンピュータ
モデム、マルチポート
スイッチ
ボックスなど、その他のタイプの電話機器と同じ電
話回線を共有している場合は、ファクスの信号レベルが減衰す
ることがあります。スプリッターを使ったり、別のケーブルを
つないで電話コードを延長しても信号レベルは低下します。
ファクスの信号レベルが低下すると、ファクスの受信に問題が
発生する場合があります。
他の機器が問題の原因となっているかどうかを確認するため、
本プリンタ以外の機器すべてを電話回線から取り外し、ファク
スを受信してみてください。他の機器を接続しないでファク
スを正常に受信できた場合は、他の機器のいずれかが問題の原
因になっています。機器を
1 つずつ追加し、問題の原因とな
っている機器を特定してください。
•
ファクス用電話番号の呼び出し音のパターンが特殊な場合
(電話会社を通じて着信識別サービスを使用している場合) は、
それに合致するようにプリンタの
[応答呼出し音のパターン]
設定を確認してください。詳細については、着信識別応答呼び
出し音のパターンの変更を参照してください。
第
9 章
174
問題の解決法
ファックスを送信できないが、受信はできる
解決方法
:
•
プリンタのダイヤルする速度が速すぎるか、またはダイヤルの
間隔が短すぎます。ファクス番号の途中に間隔の挿入が必要
になることがあります。たとえば、電話番号をダイヤルする前
に外線にアクセスする必要がある場合、外線番号の後ろに間隔
を挿入してください。ダイヤルする番号が
95555555 で、9 が
外線へのアクセス番号である場合、
9-555-5555 のように間隔
を挿入します。
9-555-5555. 入力するファクス番号間に一定
の間隔を入れるには、ディスプレイにダッシュ記号
([-]) が表
示されるまで
[スペース (#)] ボタンをタッチします。
ダイヤルのモニタ機能を使用してファクスを送信できます。
これにより、ダイヤル時に電話回線の音を聞くことができま
す。ダイヤルのペースを設定し、ダイヤル時にプロンプトに応
答できます。詳細については、ダイヤル
モニタリングを使用
したファクス送信を参照してください。
•
ファクス送信の際に入力したファクス番号の形式が正しくな
いか、受信中のファクス機に問題が発生しています。電話機か
らファクス番号をダイヤルし、ファクス
トーンを聞いてくだ
さい。ファクス
トーンが聞こえない場合は、受信側のファク
ス機の電源が入っていなかったり、接続されていなかったりす
る場合があります。また、ボイス
メール サービスが、受信側
の電話回線を妨害している場合もあります。受信者に、受信側
のファクス機に問題がないか確認するように依頼してくださ
い。
ファクスの問題の解決
175
ファクス
トーンが留守番電話に録音される
解決方法
:
•
ファクスと同じ電話回線で留守番電話を使用する場合、ケー
ス
I:電話とファクスと留守番電話を一緒に利用する の説明の
とおり、留守番電話をプリンタ本体に直接接続してください。
HP の推奨する方法に従って留守番電話が接続されていない
場合、留守番電話にファクス
トーンが録音されないことがあ
ります。
•
プリンタが自動的にファクスを受信するように設定されてい
ること、さらに
[応答呼出し回数] 設定が正しいことを確認し
ます。プリンタの応答呼出し回数を、留守番電話が応答する回
数よりも多く設定する必要があります。留守番電話の応答回
数と応答呼び出し回数が同じ回数に設定されていると、電話と
ファクスの両方が着信に応答してしまうため、ファクス
トー
ンが留守番電話に録音されます。
•
留守番電話の呼出し回数を少なくし、プリンタの呼出し回数を
最大数に設定します
(呼び出しの最大回数は、国/地域によって
異なります
)。この設定では、留守番電話が電話に応答し、プ
リンタが電話回線を監視します。プリンタがファクス受信音
を検出した場合、プリンタはファクスを受信します。着信が電
話の場合は、留守番電話が着信のメッセージを録音します。詳
細については、応答までの呼び出し回数の設定を参照してくだ
さい。
プリンタ付属の電話コードの長さが十分でない
解決方法
: プリンタ付属の電話コードの長さが足りない場合、カ
プラーを使用して延長できます。カプラーは、電話のアクセサリを
扱っている電器店で購入できます。自宅やオフィスで使用してい
る通常の電話コードがもう
1 本必要になります。
ヒント プリンタに
2 線式電話コード アダプタが付属している
場合、これを
4 線式電話コードと共に使用して電話コードを延
長させることができます。
2 線式電話コード アダプタの使用方
法については、付属のマニュアルを参照してください。
第
9 章
176
問題の解決法
電話コードを延長するには
1
.
プリンタに付属の電話コードの一方の端をカプラーに、
もう一方の端をプリンタ本体背面の
1-LINE というラベ
ルの付いたポートに接続します。
2
.
もう
1 本の電話コードを、カプラーの空いているポート
と壁側のモジュラー
ジャックに接続します。
カラー印刷できません
原因
: Incoming Fax Printing (受信ファクス印刷) オプションがオ
フです。
解決方法
: カラー ファクスを印刷するには、プリンタのコントロ
ール
パネルの[受信ファクス印刷]オプションがオンになっている
ことを確認します。
コンピュータでファクスを受信できない
(PC ファクス受信およ
び
Mac にファクス)
原因
: ファクスの受信用として選択したコンピュータがオフで
す。
解決方法
: ファクス受信用として選択したコンピュータが常にオ
ンであるようにしてください。
原因
: セットアップ用とファクス受信用に設定したコンピュータ
が異なり、いずれかの電源がオフです。
解決方法
: ファクスを受信するコンピュータがセットアップに使
用したコンピュータと異なる場合、両方のコンピュータの電源が常
に入っている必要があります。
原因
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] が無効になっ
ているか、コンピュータがファクスを受信するように設定されてい
ません。
解決方法
: [PC ファクス受信] または [Mac にファクス] を有効に
し、コンピュータがファクスを受信するように設定されていること
を確認します。
ファクスの問題の解決
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