ダイヤルアップ モデムを一緒に
利用する
電話回線をファクスと電話の両方に使用する場合は、次の手順に従ってファク
スをセットアップします。
コンピュータの電話ポートの数によって、コンピュータを使用してのプリンタ
のセットアップ方法が
2 つあります。操作を開始する前に、コンピュータに備
えられている電話ポートが
1 つか 2 つかを確認します。
注記 コンピュータに
1 つの電話ポートしかない場合、図に示すようにパ
ラレル
スプリッター (カプラとも呼びます) を購入する必要があります(パ
ラレル
スプリッターは前面に RJ-11 ポートが 1 つ、背面に RJ-11 ポート
が
2 つあります。前面に 2 つの RJ-11 ポート、背面にプラグがある 2 線式
の電話スプリッター、シリアル
スプリッター、またはパラレル スプリッタ
ーは使用しないでください
)。
パラレル
スプリッターの例
電話ポートが
2 つあるコンピュータと同じ電話回線上にプリンタをセットア
ップするには
プリンタの背面図
5
4
3
2
1
付録
C
284
追加のファクス
セットアップ
1
壁側のモジュラージャック
2
プリンタ付属の電話コードを使用して
1-LINE ポート
に接続します。
3
パラレル
スプリッター
4
モデム搭載コンピューター
5
電話機
1
.
プリンタの背面の
2-EXT と書かれているポートから白いプ
ラグを抜き取ります。
2
.
コンピュータ
(コンピュータ モデム) の背面から壁側のモジ
ュラージャックに差し込まれている電話コードを見つけま
す。この電話コードを壁側モジュラージャックから抜き、プ
リンタ背面の
2-EXT というラベルの付いたポートに差し込
みます。
3
.
電話をコンピュータ
ダイヤルアップ モデムの背面の "OUT"
ポートにつなぎます。
4
.
プリンタに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラー
ジャックに、もう一方の端をプリンタの背面に
1-LINE と書
かれているポートに接続します。
注記 国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話
コードを接続する必要がある場合もあります。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンタを
接続しないと、ファクスの送受信が正常に行われないこと
があります。この専用電話コードは、自宅やオフィスで使
用している電話コードとは異なります。
5
.
モデムのソフトウェアで、ファクスをコンピュータに自動受
信するよう設定している場合は、その設定を解除してくださ
い。
注記 モデムのソフトウェアで自動ファクス受信の設定を
解除しないと、プリンタでファクスを受信できなくなりま
す。
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)
285
6
.
ここで、プリンタでのファクス呼び出し音の応答方法を、自
動または手動に決めます。
•
着信に自動的に応答するようにプリンタをセットアップ
すると、すべての着信に応答しファクスを受信します。
この場合、プリンタはファクスと電話を区別できません。
したがって呼び出しが電話であると思ったら、プリンタ
が応答する前に電話にでる必要があります。着信に自動
的に応答するようにプリンタをセットアップするには、
[自動応答] 設定をオンにします。
•
ファクスに手動で応答するようにプリンタをセットアッ
プする場合、ユーザーが手動で受信操作を行う必要があ
ります。そうしないと、プリンタはファクスを受信でき
ません。着信に手動で応答するようにプリンタをセット
アップするには、
[自動応答] 設定をオフにします。
7
.
ファクス
テストを実行します。
プリンタが着信に応答する前に受話器を取って、送信側ファクス機からのファ
クス
トーンが聞こえた場合は、手動でファクスに応答する必要があります。
電話回線を電話、ファクス、およびコンピュータのダイヤルアップ
モデムに
使用する場合は、次の手順に従ってファクスをセットアップします。
プリンタとオプション機器のセットアップで問題が生じた場合は、お近くのサ
ービス
プロバイダ、またはメーカーにお問い合わせください。