自宅またはオフィスに合った正しいファックス
セットアップの選
択
正常にファクスの送受信を行うには、本プリンタと同じ電話回線を共有してい
る機器とサービスの種類を認識する必要があります。既存のオフィス機器を
直接本プリンタに接続する必要性が生じたり、ファクスを正常に送受信できる
ようにするためにファクス設定を変更する必要が生じる可能性があるためで
す。
1
.
電話がシリアル方式かパラレル方式かを判断します。ファク
ス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)を参照
してください。
a. シリアル方式の電話システムの場合 — シリアル方式のフ
ァクスのセットアップを参照してください。
b. パラレル方式の電話システムの場合 - 手順 2 に進みま
す。
2
.
ファクスと一緒に利用する機器やサービスの組み合わせを選
択します。
•
DSL:電話会社を通じてデジタル加入者線 (DSL) を利用。
(DSL は、国/地域によっては ADSL と呼ばれています。)
•
PBX:構内交換機 (PBX) システムまたは統合サービス デ
ジタル通信網
(ISDN) システム。
付録
C
266
追加のファクス
セットアップ
•
着信識別サービス:電話会社の着信識別サービスでは、
複数の電話番号が与えられ、その電話番号ごとに呼び出
し音のパターンを変えられます。
•
電話:電話をプリンターのファクスに使用するのと同じ
電話番号で受信します。
•
コンピューター
ダイヤルアップ モデム:プリンターと同
じ電話回線でコンピューター
モデムを使用しています。
次のいずれかに当てはまる場合は、コンピューター
ダイ
ヤルアップ
モデムを利用しています。
◦
ダイヤルアップ接続でコンピューターのソフトウェ
ア
アプリケーションから直接ファクスを送受信して
いる。
◦
ダイアルアップ接続でコンピューターから電子メー
ルのメッセージを送受信している。
◦
ダイアルアップ接続でコンピュータからインターネ
ットを利用している。
•
留守番電話:プリンターのファクスに使用するのと同じ
電話番号で電話に応答する留守番電話。
•
ボイス
メール サービス:プリンターのファクスと同じ番
号での電話会社からのボイスメール
サービスへの加入。
3
.
次の表から、自宅やオフィスの設定に当てはまる機器とサー
ビスの組み合わせを選択してください。次に、推奨するファ
クス
セットアップを調べます。各方法については、この後手
順を追って説明します。
注記 自宅またはオフィスのセットアップがこのセクションで説明されて
いない場合、プリンタを通常のアナログ電話のようにセットアップします。
付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の
端を
本プリンタの背面に 1-LINE と書かれているポートに接続します。他
の電話コードを使用している場合は、ファクスの送受信に問題が発生する
ことがあります。
国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話コードを接続する必要
がある場合もあります。
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)
267
ファクスと一緒に利用する機器やサービス
推奨するファ
クス
セットア
ップ
DS
L
PB
X
着信
識別
サー
ビス
電話 コンピ
ュータ
ダイヤ
ルアッ
プ
モデ
ム
留守番
電話
ボイ
ス
メ
ール
サー
ビス
ケース
A:単独
のファクス回
線
(電話の着信
なし
)
ケース
B:DSL
環境でのプリ
ンタのセット
アップ
ケース
C:PBX
電話システム
または
ISDN
回線の環境で
のプリンタの
セットアップ
ケース
D:同じ
回線でファク
スと着信識別
サービスを一
緒に利用
ケース
E:電話
とファクスを
一緒に利用す
る
ケース
F:電話
とファクスと
ボイスメール
サービスを一
緒に利用する
ケース
G:同じ
回線でファク
スとコンピュ
付録
C
268
追加のファクス
セットアップ
ファクスと一緒に利用する機器やサービス
推奨するファ
クス
セットア
ップ
DS
L
PB
X
着信
識別
サー
ビス
電話 コンピ
ュータ
ダイヤ
ルアッ
プ
モデ
ム
留守番
電話
ボイ
ス
メ
ール
サー
ビス
ータ
モデムを
一緒に利用す
る
(電話の着信
なし
)
ケース
H:電話
とファクスと
コンピュータ
モデムを一緒
に利用する
ケース
I:電話
とファクスと
留守番電話を
一緒に利用す
る
ケース
J:電話
とファクスと
コンピュータ
ー
モデムと留
守番電話を一
緒に利用する
ケース
K:電話
とファクスと
コンピュータ
ダイヤルアッ
プ
モデムとボ
イス
メールを
一緒に利用す
る
(続き)
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)
269
ケース